今年の花粉症、症状が強くお悩みの方へ(2)
2026.03.05
治療について
症状が重度の方は初期治療が重要!
スギ花粉症は、花粉の飛散開始1〜2週間前(2月上旬頃)から初期治療を始めると、症状のピークを軽くし、薬の総量も減らすことができます。
- ①ステロイド点鼻薬(フルチカゾンフランカルボン酸エステル)
・アレルギ性鼻炎の3つの症状すべてを抑える薬です。正しく使用することが大切です。(QRコードを読み取って確認してくださいね。)目の痒みにも効果があり、内服の抗ヒスタミン薬よりも効果があるという報告があります。安全性が高く副作用が少ないとされていますが、数%の方に局所的な副作用が報告されています。
→副作用)鼻出血、鼻の刺激感や乾燥感、喉の違和感など -
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- ②内服薬
- ・鼻汁、鼻つまり、くしゃみなどを抑える薬
- 抗ヒスタミン薬(フェキソフェナジン塩酸塩やオロパタジン塩酸塩など):ヒスタミンの働きをブロックし、鼻汁を抑える効果があります。
- ロイコトリエン受容体拮抗薬:鼻づまりを改善する効果があります。
- ③点眼薬
- ・目のかゆみや涙目を抑えます。
- ・点眼をしても目の症状が重い場合は、眼科受診をおすすめします。
- ④生物学的製剤
- ・抗IgE抗体:オマリズマブ
・対象:①〜③の治療では効果が不十分な重症、最重症の「スギ花粉症」の方(12歳以上)
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・2〜4週間に1回皮下注射
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・スギ花粉飛散期間のみ投与。
- *当院では今シーズンは行っていません
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- ⑤舌下免疫療法
・根本的な体質改善では、舌下免疫療法が推奨されています。
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・花粉の飛散が落ち着いてから、次の花粉シーズンに向けて治療を開始します。
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・5歳以上(舌の下で薬を保持できる年齢)が対象です。
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・3年〜5年、毎日1日1回内服します。
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→治療後は、数年効果が持続するとされています。(但し、個人差があります。)
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その他
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・漢方薬など
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※花粉症の症状が重い場合
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ゴーグルやメガネ、マスク着用による花粉対策も必要です。通年性アレルギー性鼻炎の場合は、花粉対策だけでなく、環境整備(ダニやハウスダスト、ペットの毛など)が大切です。
- ⑤舌下免疫療法
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正しい治療で花粉症の症状を和らげることができます。
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当クリニックでは、お子さまと一緒であれば、ご家族の方も一緒に受診することができます。
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花粉症でお悩みの方は、一度受診をしてみませんか?
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花粉症に負けない!
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